今回、滋賀県長浜市北部に位置する余呉湖にまつわる素敵なお話をご紹介します
余呉湖の羽衣伝説をテーマにしたオリジナルの能「湖北百景-羽衣舞う余呉」が、8月11日に米原市下多良の県立文化産業交流会館で上演されます
この催しは、幽玄な能を通じて湖北地域の歴史や文化を広める素晴らしい機会です
羽衣伝説とは、湖畔に舞い降りた天女がその羽衣を取り戻すために天に帰るという伝説です
また、天女と地元の男性との間に生まれた娘は後に竜に化身したとも言われています
この伝説は、余呉地域の自然や文化の象徴でもあり、今回の公演ではその魅力が存分に伝えられることでしょう
「湖北百景」は、2024年度から行われる湖北地域の魅力を紹介する企画の第2弾で、今回は羽衣伝説を基にした能楽組曲が上演されます
最近、この公演の制作発表会が行われました
出席したのは、出演者であり演出を担当する観世流能楽師シテ方の片山九郎右衛門さん
彼は、「湖北とは何度も訪れている大切な地
公演に携わることができて感謝しています」と意気込みを語りました
また、新作能「菊石」の作を担当し、出演する田茂井廣道さんも、「余呉の魅力を最大限に作品に込めたい
本格的な能を楽しんでもらえるように頑張ります」と話しました
さらに、公演のトークセッションでは、余呉地域づくり協議会の筑田利美会長が羽衣伝説について語ります
筑田会長は、「私たち住民が誇りに思う余呉の自然や歴史を、多くの人に知ってもらえる機会になるのが嬉しい」と語り、公演への期待を込めました
公演は午後2時から始まります
一般入場料金は4千円です
また、6月8日の午後2時からは、公演のプレ企画が行われます(こちらは参加無料、要事前申し込み)
公演の見どころや能の楽しみ方を学べる貴重なチャンスですので、ぜひ参加してください
詳しいことは同会館へお問合せください
羽衣伝説は日本の伝説の中でも非常に人気があります。この話は、天女が湖に舞い降り、羽衣を失うという物語で、愛や出会いの象徴とも言えます。そのため、多くの方々がこの伝説を愛し、文化や芸術に影響を与えてきました。余呉湖の羽衣伝説は、その美しさだけでなく、地域の誇りでもあり、訪れる人々に感動を与えます。
- 羽衣伝説とは、天女が余呉湖に舞い降り、羽衣を失うことで起こる物語です。これは地域の文化や歴史を象徴する大切な伝説です。
- 観世流能楽とは、日本の伝統的な舞台芸術であり、特に能楽の中でも有名な流派の一つです。深い表現力が特徴で、多くの人々に愛されています。
- 湖北の魅力とは、湖や山々の美しい自然と、豊かな文化や歴史が交錯する地域の素晴らしさです。観光スポットもたくさんあります。
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