現在、食材の価格がどんどん高くなっています
その中で、滋賀県彦根市のスーパー「平和堂」とその財団が、県内の子ども食堂を支援するために立ち上がりました
これには、地域の温かい気持ちが込められています
6月25日、平和堂の担当者が草津市にある県社会福祉協議会を訪れ、子ども食堂のために集めた募金や商品券を手渡しました
この日は特別な記念日として、募金は88万円余り、商品券は350万円分が贈られました
これらは、滋賀県内の子ども食堂239か所の運営団体に配分され、地域の子どもたちへの支援に使われます
式典には、滋賀で活動する子ども食堂の運営者も出席しました
守山市で2か所の子ども食堂を運営している女性は、「私たちが118年前に設立した時と比べて、今では食材の値段が2倍になってしまいました
安くて良い食材を求めて、色々な店舗を回っています
寄付や支援をいただけると本当に助かります」と語ってくれました
また、野州市で9年前から子ども食堂を運営している男性も「食材の価格がどんどん上がってきて、運営が難しくなっています
ですが、募金をくださった方々の優しい気持ちが嬉しくて、子どもたちの明るい笑顔のために続けていきます!」と力強いメッセージを発信しました
滋賀の子どもたちの未来のために、地域の皆さんの温かい支援をどんどん広げていきたいですね!
滋賀県内では、子ども食堂が239か所もあります。この子ども食堂とは、地域の子どもたちに食事を提供する場所のことです。経済的に困っている家庭の子どもたちが、友達と一緒に食事を楽しみ、仲間との絆を深めることができる場を提供しています。地域のボランティアや寄付によって運営されているため、皆さんの協力が必要です。食材費が高くなっている状況で、さらに支援が求められています。
- 子ども食堂とは、地域で子どもたちに無料または格安で食事を提供する場所のことです。食事を通じて、子どもたちが安心して過ごせる環境を作ることを目的としています。
- 募金とはある目的のためにお金を集めることです。寄付者が自発的にお金を出し、そのお金を必要なところに届ける仕組みです。
- 社会福祉協議会とは、地域の社会福祉を支援するために活動する機関です。地域の人々が協力し合って、福祉の向上に努めています。
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