滋賀には、美味しい食材がたくさんあります
その中でも、世代を超えて愛されるびわ湖固有種の天然ビワマスの魅力に触れる機会が、最近大津市の日吉台小学校で行われました
このイベントは、滋賀県彦根市にある食品卸会社が20年以上前から続けているもので、子どもたちに食への興味を深めてもらうことを目的にしています
今回は、5年生の21人が参加し、実際にビワマスを使ってにぎりずしを作る楽しい体験をしました
講師には、大津市内のホテルや日本料理店で総料理長として活躍する7人が招かれ、まずはビワマスを3枚におろす技術を披露しました
その後、子どもたちは切り分けたビワマスを使って、にぎりずし作りにチャレンジします
料理人が教えるすしを握るコツを学びながら、みんな真剣に取り組んでいました
この日は、地元の野菜を使ったみそ汁も作り、ビワマスのにぎりずしと一緒に味わう時間も設けられました
「ビワマスが想像以上においしかったです
すしを握るのは難しかったけど、教えてもらって上手にできました」と一人の男子児童が満面の笑みを浮かべながら語りました
講師を務めた日本料理店の総料理長、清本健次さんは「滋賀県の食材を知ってもらい、料理の道に進む子どもが増えてくれることを願っています」と話し、地域の食文化を次世代へと繋げる大切さを強調しました
ビワマスは、日本の特有の淡水魚で、滋賀のびわ湖に住んでいます。滋賀の人は、地元の新鮮なビワマスを使った料理を楽しんでおり、特ににぎりずしが人気です。ビワマスは、上品な味わいと脂ののった身が特徴で、すしのネタとしても非常に相性が良いです。また、滋賀の自然が育むこの魚は、観光や地域振興にも貢献しています。地元の人たちがビワマスを愛し、次世代に伝えようと努力している姿勢が、滋賀の食文化を支えているのです。
- ビワマスは、滋賀のびわ湖に特有の淡水魚で、独特の旨みがあります。
- 日本料理は、季節感や素材の味を大切にした伝統的な料理で、繊細な盛り付けが特徴です。
- 食文化は、地域ごとに異なる料理や食習慣のことで、その土地の歴史や風土を反映しています。
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