滋賀県と彦根市が「彦根城」の世界文化遺産登録を狙っています
第2次世界大戦後、昭和29年に国宝に指定された彦根城は、約400年の歴史を持ち、多くの人々に愛されてきました
実は、最近、文化庁に提出した推薦書の案が明らかになったんです
この案には、彦根城がどれほど重要かを説明するための内容がたっぷり詰まっています
彦根城は江戸時代の大名の統治の仕組みを象徴しているとされ、その保護状態が良く、他の城と比較しても特徴的です
しかし、ユネスコの専門機関「イコモス」が評価を行う際に、彦根城単独で大名の統治を表現できるかが懸念されていました
それに対して、滋賀県と彦根市は井伊家が江戸幕府の中で重要な地位にいたこと、また彦根城の堀や屋敷の保存状態が良いことを理由に、その価値をしっかりと表現できると判断しています
11日は記者会見を開き、自信満々でこの内容を発表しました
驚くことに、推薦書の案は200ページ以上もあり、滋賀県の担当者は「指摘を受けた点について説明したので、自信を持って提出した」と語っています
今後は文化庁の審議会で検討が行われ、今年の9月末までに国内の推薦候補として選ばれるかが決まる見込みです
彦根城が世界文化遺産に登録されることを多くの人が楽しみにしていることでしょう!
ピックアップ解説
彦根城は、江戸時代に築かれた城で、その美しい造りと歴史の深さから、多くの観光客が訪れる名所です。城内には、当時の大名がどのように政治を行っていたのかを感じさせる貴重な遺構が残されており、井伊家の歴史を知る貴重な場所でもあります。彦根城を訪れることで、私たちは滋賀の歴史に触れ、お城の重要さを実感できます。
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