滋賀県内で、今秋に開催される国民スポーツ大会に向けて、近江八幡市でのボランティア活動が盛り上がっています
16日には、市民を対象にした説明会が県立男女共同参画センターで行われ、中学生から80代までの多くの人々が参加しました
皆さんはおもてなしの心を学び、地域の一員として活動しようとする姿勢が素晴らしいですね!
この大会では、近江八幡市で23日と24日に行われる公開競技の綱引きを皮切りに、正式な競技が4種類行われます
その中で、ボランティアとして約200人の市民が受付や会場の美化などでサポートします
市では参加者に心構えを学んでもらおうと、この説明会を開催しました
ボランティア活動の重要性
説明会は2部制で、昼の部には130人が集まりました
講師として招かれた文教大学の二宮雅也教授(スポーツ社会学)は、当日の心構えについて以下のようなポイントを説明しました
心構えのポイント | 内容 |
---|---|
笑顔と楽しさ | 相手を笑顔にし、自分自身も楽しむこと |
ニーズの理解 | ボランティアが必要とされる場面を理解する力を持つ |
協力と解決 | 他のメンバーと共に課題を解決する楽しさを感じる |
支え合う力を未来へ
二宮教授は最後に、「大会で培った『支え合う力』を地域のレガシーとして残してほしい」と呼びかけました
この言葉は、滋賀の地域コミュニティを一層強くするための大切なメッセージですね
手話の重要性
さらに、近江八幡市では全国障害者スポーツ大会で聴覚障害者によるデフバレーボールの競技が行われます
そのため、あいさつや応援の仕方など、簡単な手話の解説も行われました
言葉が通じないと感じることがあっても、手話を学ぶことでコミュニケーションが広がります
これもまた、地域の交流を深める素晴らしい活動ですね
参加者の思い
参加した77歳の男性は、「自身もハンドボールの滋賀代表として国体に出場した経験から、恩返しのためにボランティアに参加したいと思っています
選手たちが気持ちよくプレーできるよう心掛けています
」と話します
このように、地域の繋がりを大切にする活動は、滋賀のスポーツ文化を更に発展させる鍵となるでしょう
綱引きは、2チームがロープを引き合い、地面の中心を越えさせた方が勝ちというシンプルな競技です。古代から続く伝統的な競技で、特に日本ではお祭りや地域のイベントでよく行われます。近江八幡市でも、この綱引きを通じて地域の団結力を育むことが期待されており、多くの人が応援し参加することから、地元ならではの盛り上がりがあります。また、体力だけでなく、チームワークや戦略が重要なポイントとして求められます。地域の人々が一つにまとまることができる瞬間が見どころです。
- ボランティアとは、自分の意志で無報酬で活動する人を指します。地域のイベントや支援が必要なところで活躍することが多いです。
- 手話とは、聴覚障害のある人たちがコミュニケーションをするための言語です。手の動きや表情を使って意味を伝えます。
- スポーツ大会とは、多くの人々が参加し、さまざまなスポーツで競い合うイベントを指します。地域の活性化や交流を促進する役割も持っています。
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