滋賀県にある伊吹山は、美しい自然が広がる人気の登山スポットですが、最近の大雨による土砂崩れの影響で、利用できなくなってしまっています
おととし、令和5年に崩落して以来、登山道は立ち入り禁止となり、多くの登山者が残念ながら入れません
でも、そんな中でも復旧工事が進められており、県の関係者は現場の状況について説明しています
現在、県は伊吹山の南側斜面にある登山道の復旧作業を行っています
もともとは、今年の夏ごろに工事が完了する予定でしたが、他の斜面の復旧工事も続いているため、当面は資材を運ぶための作業用道路として使うことになりました
三日月知事は「登山道の利用再開は工事完了後すぐには難しい」と述べており、安全性が確認できた段階で再開を検討するとのことです
県は、伊吹山全体の保全についても考えており、土砂災害対策やシカ捕獲なども進めていますが、これには約10年かかると見込まれています
特に斜面が急で、現場の作業は厳しいとのことで、冬の雪の影響で作業ができないことも理解が求められます
それでも、嬉しいニュースがあります!岐阜県から伊吹山に向かうドライブウェイが来月の4月19日に開通する予定です
このアクセスを利用すれば、駐車場から山頂までのハイキングコースを楽しむことができますので、登山道が復旧するまでの間、別の楽しみ方がありますね
滋賀の自然を愛する皆さんは、ぜひ伊吹山の美しさに触れて、山の魅力を感じてほしいと思います
伊吹山は滋賀県と岐阜県の県境に位置する美しい山です。標高1377メートルで、四季折々の自然を楽しむことができる魅力があります。特に春には新緑が美しく、秋には紅葉が訪れます。伊吹山の山頂からは、彦根市や長浜市、さらには遠くの山々まで見渡せ、非常に素晴らしい景色が広がります。また、登山道は初心者でも挑戦しやすいコースが多いので、家族連れにも人気です。ただし、現在は通行止めのため、登山道の再開が待たれます。
- 土砂災害対策とは、土砂崩れや土石流から人々や自然を守るための様々な施策のことです。これには、山の斜面を安定させたり、警告システムを整えたりすることが含まれます。
- シカの捕獲とは、森林や農作物を食べるシカの数を管理するために行う活動のことです。シカが増えすぎると、自然環境や人々の生活に悪影響を与えることがあります。これを防ぐために、老鹿を捕らえたり、管理したりします。
- 復旧工事とは、自然災害や事故で壊れた施設や場所を元の状態に戻すための工事のことです。伊吹山の登山道のように、崩れた斜面を直すための作業も含まれます。
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