滋賀医科大学が生んだ!全身光るサルの研究

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滋賀の研究者たちが、全身が光るサルを新しい方法で作り出しました

これにより、ヒトの感染症や精神疾患の研究が進むかもしれません

滋賀医科大学の築山智之特任准教授らは、動く遺伝子「トランスポゾン」を使い、蛍光タンパク質を作る遺伝子をカニクイザルの卵子に組み込みました



この結果、誕生した子ザルにLEDライトを当てると全身が緑や赤色に光ることが確認されました

この技術は、従来のウイルスを使った方法に比べて簡単で、成功率が高く、病気の遺伝子も同時に組み込めるため、今後の研究に期待が持てます

築山特任准教授は「マウスでの研究が難しいヒトの病気が進展することを願っている」と語っています



この研究は、3月24日に科学雑誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」に発表され、滋賀が再び注目を浴びています

今後も滋賀の研究が進むことで、より多くの病気の解明が期待されます

ピックアップ解説

「トランスポゾン」とは、遺伝子の一部で、他の場所に移動する能力を持っています。これを利用することで、研究者は新たな遺伝子を特定の細胞に組み込むことが可能になります。滋賀の研究チームは、この手法を使って蛍光タンパク質を作る遺伝子をサルに組み込みました。その結果、サルがLEDライトで光る姿を実現しました。これにより、より詳しい生物の研究が行えるようになるため、多くの科学者から注目されています。

キーワード解説

  • トランスポゾンとは、DNAの一部が自分で位置を変えることで、新しい遺伝子を組み込むのに使われる特別な部分です。
  • 蛍光タンパク質とは、特定の光を当てると発光するタンパク質のことです。これを使って細胞の動きを観察することができます。
  • 遺伝子組み換えとは、特定の遺伝子を取り出し、その情報を他の生物に組み込む技術のことを指します。この技術により、新しい特性を持つ生物が生まれることがあります。

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