滋賀県彦根市の象徴的な存在である彦根城が、世界遺産登録を目指していることをご存知ですか?その魅力をさらに多くの方に伝えるために、彦根観光協会が新しい試みを始めました
それは、彦根城の見どころを音声で案内する「音声ガイドマップ」です
このサービスは、日本語と英語の二言語で提供されるため、国内外から訪れる観光客にとって非常に便利です
この「音声ガイドマップ」は、彦根観光協会が初めて制作したもので、A3サイズの地図が彦根城の重要なポイントを示しています
地図の裏面には、例えば「彦根城を守るためのお堀は、かつて何重だったでしょうか?」といったクイズが掲載されています
そして、スマートフォンでQRコードを読み取ることで、日本語と英語の音声案内を聞きながら、正解を知ることができるのです
この音声は、彦根ボランティアガイドのメンバーによって吹き込まれており、地元の魅力がたっぷり詰まっています
私たち滋賀県民も、このマップを利用して彦根城の素晴らしさを再発見し、友人や家族に自信を持って勧めることができるでしょう
この「音声ガイドマップ」は、JR彦根駅の観光案内所や、彦根城近くの商店街、そして「四番町スクエア」にある観光協会の3か所で無料で配布されています
訪れた際には、ぜひ手に取ってみてください
彦根観光協会の大塚清寿さんも「彦根城の魅力に気づいてもらえるマップに仕上がっているので、皆さんにぜひ活用してほしい」と語っています
「彦根城」とは、滋賀県彦根市にあるお城で、戦国時代、特に徳川家康に仕えた井伊直政によって築かれました。彦根城は、独特の美しい姿を持つ「天守」と、周囲を囲む美しいお堀が特徴です。これらは、歴史的建造物として非常に貴重なもので、多くの観光客を惹きつけています。特に「天守」は、日本に現存する数少ない天守の一つで、美しさとともにその歴史を語っています。この城のある彦根市は、毎年多くの観光客が訪れる人気のスポットです。
- 国宝とは、日本の文化財の中でも特に重要なものを指します。国宝に指定されることで、保存や保護が強化されます。
- 観光協会とは、観光の振興を目的とした組織で、地域の観光資源を活かして、観光客を誘致する活動を行っています。
- ボランティアガイドとは、自発的に地域の観光名所を案内する人たちのことです。観光客に地元の魅力を伝える大切な役割を果たします。
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