JR寺庄駅(滋賀県甲賀市)に、新たに登場したのは忍者をテーマにした
錯視アート
この作品は「甲賀流 寺庄駅秘密の隠し部屋」と名付けられ、駅の南口壁面に設置されています
なんと、長さが6メートル、高さが2.5メートルもあり、黒ずくめの忍者が聞き耳を立てたり、掛け軸から現れたり、屋根からぶら下がったりしている姿が描かれています
このアートには影をつけて、立体的に見える工夫がされており、通行する人々に楽しさを提供しています
これは、忍者の里として有名な甲賀市のPRだけでなく、JR草津線の利用促進を目的としたものです
地域の活性化を目指す市の地域公共交通活性化協議会が手がけたプロジェクトです
実際に見た中学生の女子生徒は「建物の奥行きが出ていて、リアリティーがある
忍者がそこにいるみたい」と感想を述べていました
これは、滋賀を訪れる観光客や地元の皆さんにとって、楽しみが増える一品ですね!
ピックアップ解説
「忍者」とは、戦国時代に主に情報収集や軍事活動を行っていた特別な人々のことです。忍者は「隠れる」技術に長けていて、素早く行動することで敵に見つからないようにしていました。古くからの日本文化の一部として、全国的に有名となったのが滋賀県甲賀市です。実際、ここには忍者の里があり、観光地としても多くの人が訪れています。忍者をテーマにしたアートは、そんな歴史や文化を身近に感じさせてくれる素晴らしい作品です。地元滋賀の魅力を再発見する機会でもあります。
キーワード解説
- 忍者とは、情報を密かに集めたり、敵に悟られないように行動する技能を持った人々のことを指します。
- 地域公共交通活性化とは、地方の移動手段を増やして住民や観光客の便利さを向上させるための取り組みのことです。
- 錯視アートとは、視覚的に誤解を与える技法を使って描かれたアートのことで、観る人に与える印象が変わることがあります。
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