滋賀県湖南市では、毎年恒例の国際交流イベントが15日に行われました
このイベントは、地元の人たちと多くの外国人が一緒に集まり、踊りや料理を通じて交流を深める機会です
湖南市には、ブラジルなどから来た約4000人の外国人が住んでおり、滋賀県の中でも特に外国人の割合が高いことで知られています
そんな地域の国際協会が、毎年このようなイベントを開催することで、地域と外国人との絆を強めたいという思いがあります
イベントのステージでは、ブラジル出身のサンバチームが華やかな踊りを披露しました
観客たちは、その軽快な音楽に合わせて手拍子をしながら、笑顔で楽しんでいました
こうしたパフォーマンスは、異文化を体験できる貴重な機会です
会場には、外国の名物料理を提供するブースもあり、多くの人が訪れました
特に、ペルーのブースでは、香ばしいタコスやエンパナーダが焼きたてで提供され、来場者からは「おいしい!」という声があがっていました
このイベントには、小学生の娘と訪れた40代の母親も参加しており、「普段は触れることのできない外国の文化を感じられてとても良かった
子どもにも、多様な文化が地域にあることを知ってほしい」と語っていました
湖南市国際協会の鶴衛正義事務局長は、「外国人と地元住民が会話をすることで、地域での外国人の居場所を作りたい」と話し、今後の活動への意気込みを見せていました
滋賀県が、多様な文化の交差点としてますます盛り上がることを願ってやみません
サンバとは、ブラジルの楽しい踊りで、音楽に合わせて体を動かします。もともとはアフリカのリズムが影響しており、カーニバルなどで多くの人が踊ります。サンバは、みんなで楽しむことを大切にしていて、パーティーのような雰囲気を作ります。滋賀でも、外国文化のアピールを通して、多くの人に興味を持ってもらえたらいいですね。
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