滋賀県湖南市にあるひかり幼稚園では、子どもたちの安全を守るために、大切な訓練が行われました
この訓練では、不審者が園内に侵入した場合の対応について、園の職員と園児たちが一緒に考え、実践しました
訓練は甲賀署と協力して行われ、職員約8人が不審者役の署員に対して、刺股(しまた)や清掃用具を使って、侵入を防ごうと奮闘しました
園の周りには約70人の園児がいるため、しっかりとした対応が求められます
訓練の詳細
今回の訓練は、6月30日に実施されたもので、午前10時半ごろ、親を名乗る不審者が通用門から入り込みました
彼は園庭で刃物を持ち暴れるという、非常に危険な状況を想定していました
このような訓練は、実際に不審者が現れた時に備えるためにとても重要なんです
職員の役割
不審者役の署員に対して、職員たちは怪我をしないように注意しながらも、果敢に立ち向かいました
たとえば、園長の池村典子さんは、「警察が駆けつけるまでの時間がとても長く感じました
」と、その緊迫感を語りました
子どもたちの安全を第一に
訓練中、他の職員たちは園児たちをできるだけ安全な場所に誘導し、警察にも通報しました
子どもたちの命を守るために、どうすれば最善の行動が取れるかを考えることが、訓練の目的です
今後の方針
池村園長は、「自分たちで不審者を取り押さえられるよう、訓練を重ねていきたい
」と今後の継続的な訓練の必要性を強調しています
これからも滋賀の安全は、私たちの手で守るという気持ちが大切ですね
不審者訓練についてですが、これは学校や幼稚園で行われる重要なイベントです。訓練では、実際に不審者が現れた時のために、どのように子どもたちを守るかを体験します。例えば、物を使って防ぐ方法や、緊急時の通報方法、それに避難場所の確認などが含まれます。このような訓練は、ただの演習ではなく、普段から危機感を持ち、冷静に対応する力を養うために必要不可欠です。
- 不審者とは、周囲の人や場所に対して不安を与えるような行動を取る人物のことです。特に、子どもや女性に対して危害を加えることで社会的に問題視されています。
- 危機管理とは、特別な危険や緊急事態に備えるための計画や行動のことです。事故や事件が起きたときに、どうすれば被害を最小限に抑えるかが重要です。
- 避難経路とは、災害や危険な状況が発生した際に、安全な場所へ移動するための道筋のことです。学校や施設では、事前に確認されていることが求められます。
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