滋賀県警察がサイバー犯罪捜査官を育成する研修開始

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滋賀県警察本部が運営する「サイバー犯罪捜査研修所」では、サイバー犯罪に対応するための専門知識を持つ捜査官を育てる研修が始まっています

この研修は、サイバー犯罪の手法や最近の流行について学ぶことを目的としており、研修生たちは最新の知識を身につけていきます

今年度の初回講義が行われ、参加した警察官たちは、ランサムウェアのような身代金要求型ウイルスについて学びました

ランサムウェアとは、コンピュータのデータを暗号化し、その解除と引き換えに金銭を要求する悪質なソフトウェアの一種です

このようなウイルスは、悪意のある攻撃者により広がっており、どのように対処すべきかを学ぶことが非常に重要です

開講式では、県警察本部の山口剛 生活安全部長が、「ネット上に新たなサービスが登場する中で、犯罪者がその脆弱性を狙っている」と訓示しました

新しい技術やサービスが現れる一方で、それを悪用する犯罪のリスクも高まっていますので、警察官たちには常に最新の情報に目を光らせてほしいとのメッセージがありました

参加した警務課の警部補は、「サイバー捜査の経験がないが、今後の捜査に役立てて、犯罪を減らしていきたい」と意気込みを語っています

また、研修所の所長である西野隆史 対策官は、「サイバー犯罪対策やその防止について学び、捜査活動に活かしていってほしい」と期待を寄せています

ピックアップ解説

ランサムウェアとは、コンピュータに侵入しファイルを暗号化することで、その解除に対して金銭を要求する悪質なソフトウェアです。近年、サイバー犯罪者によって広まり、個人や企業が標的にされています。例えば、ランサムウェアによる攻撃を受けた企業は、データを取り戻すために高額な身代金を支払う事例が増えています。このような被害を防ぐためには、常にデータのバックアップを取ることと、セキュリティを強化することが非常に重要です。

キーワード解説

  • ランサムウェアとは、コンピュータ内のデータを暗号化し、その解除のために金銭を要求するウイルスで、最近では特に注意が必要です。
  • サイバー犯罪とは、インターネットを通じて行われる犯罪の総称で、個人情報の盗難や不正アクセスなどが含まれます。
  • セキュリティ対策とは、情報や資産を守るために講じる手段や対策のことで、ウイルス対策ソフトなどがその一例です。

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