滋賀県では、昨年度(令和6年度)、企業の倒産がかなり増えてしまいました
なんと、県内で148件もの企業が倒産したというのです
この件数は、物価や賃金の上昇が続いたことが影響しており、過去15年の中で最も多かったとのことです
信用調査会社の東京商工リサーチ滋賀支店によると、昨年度に倒産した企業の中には1000万円以上の負債を抱えているケースが多く、148件もの企業がその条件に当てはまりました
この件数は前年と比べて45件も増えており、増加率はなんと43%以上となっています
また、企業の倒産による負債総額は195億6100万円で、前年と比べて56億円以上も増えています
これは、全体的に負担が増していることを示しています
業種別に見ると、特に影響を受けたのはサービス業で、倒産件数は59件に上っています
他にも、建設業が28件、小売業が18件という結果となっています
さらに、倒産の一番の原因として挙げられているのが「販売不振」で、これは112件にも及び、全体の約4分の3を占めています
いい商品を作っていても、売れなければ意味がありませんよね
東京商工リサーチ滋賀支店では、倒産件数の増加には「物価や賃金の上昇に対して、商品の価格設定が追いついていない」という問題があると考えています
今年度もこの傾向は続くかもしれないので、私たちも県内の企業を支えるためにできることを考えていく必要があります
滋賀県の倒産件数増加の原因の一つに、物価の上昇が挙げられます。物価が上がると、私たちの生活費も増えていきます。この現象は、企業が商品やサービスの価格を上げられない場合に特に深刻です。例えば、スーパーマーケットが商品の仕入れ価格が上昇しても、お客さんがその値段を受け入れてくれないと、利益が減ってしまいます。これが続くと、企業は経営を維持できなくなり、最終的には倒産につながることがあります。滋賀県でも、こうした影響を受けた企業が増えているのです。私たちも、地元企業を応援し、買い物を通じて地域を盛り上げることが大切ですね。
- 負債とは、企業が他から借りているお金や、支払わなければならないお金のことです。つまり、企業の負担のことを指します。
- 倒産とは、企業が支払いに困ってお金が払えなくなり、事業を続けることができなくなることです。要するに、会社がなくなってしまうことを指します。
- 物価とは、商品やサービスの値段がどのくらいかを表すものです。物価が上がると、同じ商品を買うのにより多くのお金が必要になります。
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