滋賀県竜王町では、春の訪れとともに田植えのシーズンがやってきました
地元の小学生たちが、昔ながらの手作業による田植えを体験することで、農業に対する興味を高める素晴らしいイベントが行われました
このイベントは、子供たちが食に対する理解を深め、自分たちが育てるコメの大切さを学ぶことを目的としています
今回の田植え体験は、竜王西小学校の5年生38人が参加
学校近くの水田に集まり、靴を脱いで泥の中に足を踏み入れました
子供たちは等間隔に並び、約10センチの苗を手作業で植えていきました
泥だらけになりながらも、協力して田植えを終える姿には、仲間との絆が感じられました
中には足を取られ、尻もちをつく子もいたのですが、それも良い思い出です
「いっぱい転んで泥だらけになりましたが、自分たちが植えたコメを食べるのが楽しみです」と笑顔で話してくれました
また、手間がかかる作業を実感することで、「コメを育てる人の気持ちを考えて、これからはごはんを残さないようにしたい」と、心温まる感想を述べる子供たちもいました
このような体験を通じて、滋賀の魅力が次世代に伝わっていくことを願っています
6月には田植えをした稲を育て、9月には刈り取りや脱穀を行い、11月には地域の人たちと一緒におにぎりを作る催しが予定されています
このように、滋賀の素晴らしい自然と文化を学びながら、地域との絆を深める取り組みはとても大事ですね
田植えという行為には、ただ苗を植えるというだけでなく、農業の大切さを子どもたちに伝える重要な役割があります。田植えでは、苗が成長するための根をしっかりと水の中に植えることで、多くの水分と栄養を吸収します。滋賀は米どころとして有名で、その背景には豊かな水資源と肥沃な土壌があります。実際に手で植えることで、子どもたちは農業の楽しさや大変さ、そして収穫を待ち望む心を学ぶのです。こうした体験が次世代の滋賀を支えていくと信じています。
- 田植えとは、育てるために稲の苗を水田に植える作業のことです。米作りの重要なステップで、昔から行われています。
- 稲とは、米を作るための植物です。水田で育てられ、しっかりとした根を持つことが特徴です。
- 農業とは、食べ物を育てるための仕事です。植物を育てたり、動物を飼ったりして、人々に食を提供しています。
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