最近、滋賀大学と近江鉄道が手を組んで地域の活性化を目指す連携協定を結びました
この協定は、滋賀県内の鉄道利用の状況を調査し、観光モデルコースを開発することを目的としています
具体的には、滋賀大学の経済学部が鉄道の乗車利用や外国人観光客のニーズを調査し、データサイエンス学部が人流分析ツールを解析するなどの活動を行います
協定の締結式は、23日に県庁で行われました
滋賀大学の竹村彰通学長と、近江鉄道の藤井高明社長が出席し、協定書が交わされました
竹村学長は、「地域発展に貢献することは、大学の重要な役割です
学生たちには、地域の課題を解決する経験を積んでもらいたい」と語りました
一方、藤井社長は「将来を担う学生の柔軟な発想や若い行動力に、大いに期待しています」と述べ、協力体制の重要性を強調しました
この協定を通じて、観光業の振興や地域活性化を進めていくことが期待されています
ピックアップ解説
近江鉄道は滋賀県内を走る鉄道路線の一つで、多くの観光地へアクセスする重要な役割を果たしています。近江大津市や彦根市などの歴史的な観光地にも直結しており、観光客にとって便利な移動手段となっています。また、近江鉄道は沿線地域の活性化にも力を入れており、地域の特産品を使ったイベントや観光キャンペーンなどを通じて、地元経済の振興にも貢献しています。
キーワード解説
- 地域活性化とは、地域の経済や社会活動を活発にすることを指し、観光業の振興や地元産業の支援などを包括的に行います。
- データサイエンスとは、データを分析し、洞察を得る学問で、ビッグデータの解析や機械学習などが含まれます。地域の動向を把握するのに役立ちます。
- 観光モデルコースとは、特定の地域やテーマに基づいて観光客に提案される旅行ルートのことで、観光地を効率よく巡るための計画をします。
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