高島市の扇骨製作が進む滋賀の夏準備

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本格的な夏が近づくと、滋賀県高島市では扇子を作る季節が到来します

特に、扇子の骨組みである「扇骨(せんこつ)」の製造が盛況に行われています



高島市の安曇川町は、江戸時代から扇骨づくりが継承されてきた歴史ある場所です

ここでは、吹田政雄さんという熟練の職人が、長さ20センチほどに切り分けられた竹を使って、扇骨を削り出しています

彼は、のみに加え、竹や木工作業専用の包丁を使い分けながら、丁寧に形を整えていきます



吹田さんは60年以上のキャリアを持ち、木目に合わせた刃の大きさを巧みに使いこなしています

扇骨の形が整ったら、天日に干して乾燥させ、その後表面を磨くことで、完成した扇の形に仕上げるのです



実は、高島市は日本国内における扇骨の生産量の約90%を占めています

特に、京都の和紙を用いた「京扇子」にも多く使用されています

しかし、近年は後継者不足や安い外国品の影響で、生産量が減少しています



吹田さんは「丁寧に作ることで、持っていて優しい、使っていても優しい扇子が生まれます

これからも多くの人にこの扇子を使ってほしい」と願いを語っています

ピックアップ解説

扇子とは、夏の暑さをしのぐための道具で、竹や木で作られています。特に滋賀の高島市で生産される扇骨は非常に高い品質を誇ります。扇子は実用的なだけでなく、和の文化を象徴するアイテムでもあり、自分の好みに応じたデザインを選ぶ楽しみもあります。近年では、インテリアとして飾る人も増えており、夏を彩るアイテムとして人気があります。

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