昨年(2024年)、びわ湖を自転車で1周する「ビワイチ」を楽しんだ人が11万9,000人に達しました
これは滋賀県の予測によるもので、過去2番目に多い人数です
「ビワイチ」は、滋賀のいちばんの観光スポット、びわ湖のまわり約200キロを自転車で巡るサイクリングイベントです
このコースは国から安全で快適なルートとして、「ナショナルサイクルルート」に選ばれています
滋賀県の調査では、去年の体験者数は11万9,000人で、2015年に統計を始めて以来、過去2番目の多さでした
しかし、前年の過去最多からは9,000人、つまり7%も減少してしまいました
この減少の原因として、県はコロナ禍の影響で始まったアウトドアブームが落ち着き、他の観光施設を利用する人々が増えたことなどが考えられると分析しています
それでも、ビワイチによって生まれた経済効果は大きく、去年の宿泊を伴う体験者数が増えた結果、21億2000万円と、前年より25%も増加しました
県ビワイチ推進室は、「レンタサイクルの便利さや観光消費の拡大を促進する取り組みを進め、誰もが楽しめるビワイチを目指していく」とコメントしています
「ビワイチ」とは、滋賀県の観光名所であるびわ湖の周りを自転車で走るイベントで、全長約200キロです。特に、湖の美しい景色はサイクリングをする楽しみの一つです。この「ビワイチ」は、全国的にも人気のあるサイクリングコースで、外国からの観光客にも注目されています。安全な道が整備されているため、初心者でも安心して楽しむことができます。地域経済にも良い影響を与えていて、家族連れや友達と訪れるスポットとしてますます有名になっています。
- 観光施設とは、観光客が訪れるために作られた場所や設備のことで、例えばテーマパーク、博物館、歴史的建造物などがあります。滋賀にはびわ湖をはじめ、多くの観光施設があります。
- アウトドアブームとは、自然の中で楽しむ活動に人々が注目し、外でのレジャーを楽しむ流行のことを指します。ここ数年、多くの人がキャンプや登山、自転車などのアウトドア活動を楽しむようになりました。
- 経済波及効果とは、特定のイベントや活動が地域の経済に与える影響を示す言葉です。観光業が盛り上がると、宿泊施設や飲食店などに良い影響があることを意味します。
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