最近、滋賀県の高島市消防本部と長浜市の病院が連携して、ドクターカーを使用した初めての合同訓練が行われました
この訓練は、患者を迅速に診療するための重要な活動です
ドクターカーとは、医師や看護師が同乗し、現場に急行して患者の治療を行う特別な救急車のことです
高島市消防本部と長浜赤十字病院は、今年の4月に協力を深める連携協定を結び、訓練は6月24日に行われました
訓練は、消防からの要請が先に入った際に、医師や看護師、救急救命士がドクターカーで出動し、患者を乗せた救急車に合流する流れを想定して行われました
訓練の中では、参加した医師や救急隊員が、患者に関する情報を素早く伝える方法や、患者をドクターカーに移す手順について確認し合っていました
これは、災害時の迅速な対応能力を高めるためにとても重要な時間でした
現在、県北部には長浜赤十字病院のドクターカーが1台だけ配備されています
このため、大規模な災害が起きた場合、救急医療体制をさらに強化する必要があります
今回の訓練を通じて、さらなる連携の強化を目指していくとのこと
高島市消防本部の警防課を統括する兼田知育参事は、「互いに顔の見える関係を築いて、スムーズに情報を伝達できるようにしていきたい」と語りました
滋賀のドクターカーについて知っていますか?ドクターカーは、医師や看護師が乗って患者のもとに迅速に向かう救急車のことです。医療が現場で行えるため、特に災害時に活躍します。救急現場では、見た目が普通の救急車とは違い、特別な機器が搭載されています。滋賀では、現在1台のドクターカーが長浜赤十字病院にしか配備されておらず、地域の救急医療の充実が求められています。
- ドクターカーとは、医師や看護師が乗り込む特別な救急車で、現場に急行して患者の治療をリアルタイムで行うことができます。
- 救急医療体制とは、緊急の医療サービスを提供するための仕組みや組織のことを指します。これにより、急病や事故に迅速に対応できます。
- 連携協定とは、2つ以上の機関が協力することを約束する文書です。これにより、効率的に支援を行い、地域の安全が向上します。
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