滋賀県甲賀市では、今年から新しいコメ作りが始まりました!特に注目を集めているのが、早場米という品種です
これは、コメの需要が高まる中で、早く収穫できるようにと考えられた作物です
山本和弘さんという農家の方が、コメ不足や価格の高騰が問題になっていることを受けて、甲賀市信楽町で早場米の作付けを始めました
早場米、「五百川」という品種を使うことで、他のコメより約3週間早く収穫できるのだそうです
収穫は9日のこと
山本さんは、作付けを行ったお米の6割、約0.4ヘクタールの田んぼで、コンバイン(農業機械)を使って次々に稲を刈り取っていきました
成長した稲は高さ約80センチにもなり、とても立派です!
収穫した後のコメは、精米してからインターネットを通じて消費者に直販売する予定で、価格は1キロ700円とのことです
山本さんは「コメ不足の解決策を見つけたくて、早く新米が採れる品種を選びました
水不足も心配でしたが、良いコメができたと思います
国がいきなり増産すると言っても、作れる面積が限られているため難しいですが、二期作などの工夫をしながらコメ作りを続けたい!」と意気込みを語っていました
ピックアップ解説
早場米とは、コメを早く収穫できる品種のことです。一般的なコメよりも早く成長するため、需要がある時期に新米として市場に出せる利点があります。このように早場米を作ることで、価格高騰の解消に貢献できます。今後も、このような品種が増えていけば、滋賀の農業も一層活性化することでしょう。
キーワード解説
- コメとは、日本人の主食として古くから食べられている穀物です。滋賀県でもたくさん栽培されています。
- 農業とは、作物を育てたり、家畜を飼ったりする産業のことです。滋賀県の自然環境を生かして、様々な農作物が生産されています。
- 直販とは、生産者が消費者に直接商品を売ることを言います。中間業者を省くことで、品質を保ちながら新鮮な商品を届けられます。
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