先日、大津市の瀬田川で行われた「船幸祭」は、まるで歴史のページをめくるような、特別な体験でした
この祭りは、滋賀の文化や歴史を知る貴重な機会を提供してくれます
どんな祭りか、少し詳しくお伝えしましょう!
「船幸祭」は、大津市の建部大社に祭られている日本武尊(やまとたけるのみこと)の故事に基づいています
日本武尊は冒険心あふれる武将で、船で東国へ征伐に向かったと伝えられています
そのため、毎年この祭りでは色とりどりの装飾が施された美しいみこしを船に載せて、瀬田川を遡上するのです
今年も多くの人々が集まり、大みこしの重さはおよそ1.3トンもあるそうです
4基の華やかのみこしが川辺に運ばれ、午後5時半から船に乗せられました
乗っていた人たちも一緒に揺らぎながら川を下り、約2時間の間、みこしとともに進んで行きました
しかしこの日は、突然の雨にも見舞われました
でも、大津市に住む皆さんは祭りを楽しむために頑張りました!京都から家族連れで来ていた女性は「去年も楽しんだから、今年も来た」としっかりと雨を乗り越えて楽しんでいました
また、10歳の男の子は「友達も参加していて、雨の中でもみんな頑張っていた、かっこよかったよ!」と話していました
滋賀の人たちの笑顔が印象的な一日でしたね
「みこし」とは、神様を乗せて運ぶための特別な台のことです。祭りでは、職人さんたちが手作りで美しく装飾を施します。重さも数百キロから1トン以上あるものもあり、担いで運ぶのは大変ですが、地域の人たちの結束を感じます。祭りの時には神社の神様を一緒に感じることができる、特別な存在です。
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