滋賀の教育機関、滋賀県立大学は最近、残念なお知らせを発表しました
環境科学部の准教授が不正に研究費を使用したとして、停職の処分を受けたのです
停職となったのは川井操准教授で、44歳です
彼女は、令和元年7月に研究の補助を要請した大学院生に対して、アルバイト代20,000円を請求するための虚偽の書類を作らせたことが問題視されています
さらに、令和2年7月には、その大学院生に指示して、なんと自分の口座に80,000円を振り込ませたそうです
この准教授は、アジアの農村部での就業支援プロジェクトに参加していたものの、その内容が不適切であるとの通報が大学に寄せられ、調査が行われました
その結果、不正が明らかになったとのことです
准教授は「研究に必要なものを購入するために使おうと思った」と述べていますが、大学側は彼女が不正に得た研究費を私的に流用したかどうかは確認できなかったとしています
大学の宮川正和副理事長は、彦根市で会見を行い、「県民の信頼を裏切ることになり、心からおわび申し上げます
再発防止策に努めます」と語り、謝罪しました
この出来事は、私たち滋賀県民にとって非常にショックなニュースです
大学や教育に対する信頼が揺らいでしまうというのは、本当に残念ですね
私たちの滋賀をもっと良い場所にしていくためには、透明性と誠実さが重要です
アジアの農村部での就業支援プロジェクトは、貧困や教育の不足を解決するために重要な取り組みです。こうしたプロジェクトは、地域の人々に仕事を提供し、生活の質を向上させることを目的としています。今回は不正が発覚しましたが、正しい形で支援が行われることが望まれています。
- 不正使用とは、特定の資金や資源をルールに反して、自分の利益のために使用する行為を指します。
- 虚偽の書類とは、事実と異なる内容を記載した文書で、法的な責任を問われるリスクがあります。
- 滋賀県立大学とは、滋賀県に所在する公立の大学で、地域の教育研究を推進することを目的としています。
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