最近、滋賀県東近江市でとても大切なニュースがありました
80代の男性が入浴中に心肺停止状態になり、大変な事態になったのです
しかし、その時に周囲にいた4人の男性が素早く行動を起こし、命を救いました
今回はその素晴らしい行動について紹介したいと思います
入浴客の男性の命を救った4人のヒーローたち
この事件は2月22日の夕方に起こりました
東近江市にある入浴施設で浴槽に沈んでいる男性を発見したのは、坂田昌之さんと中林俊広さんの2人です
彼らはすぐに男性を引き上げ、その後は上宮太一さんが従業員に119番通報をして、救急車を呼びました
さらに、男性への心臓マッサージを分担して行ったのは、中林さんと聖徳中学校の校長である大橋健吾さんです
おかげで、男性は呼吸と脈が再開し、救急隊に引き渡されました
後に治療を受けた男性は、4日後に無事に退院することができたのです
表彰された勇敢な行動
3月15日、八日市消防署の谷一雄署長がこの4人を表彰しました
その理由は、冷静で的確な行動が命を救ったからです
大橋さんは、「教職員と救命講習を受けており、無我夢中で習った通りにやりました
元気になられて、本当にうれしい」と感想を話していました
まとめ
滋賀県では、このような素晴らしい人々が周囲にいます
私たちも、もしもの時に備えて救命講習を受けることが大切ですね
心臓マッサージとは、心臓が止まった人に対して行う救命処置の一つです。通常、胸を押して血液を循環させ、呼吸を補助するなど、心臓の機能を助けます。これを受けた方は多くの場合、医療機関での治療を受ける必要がありますが、初期対応が早ければ早いほど生存率が高まると言われています。そのため、心停止を見かけた際には素早く救助を行うことが大切です。
- 消防士は火災や災害、救急救助活動を行う公務員のことです。命を守る仕事はとても大切で、訓練されたプロフェッショナルです。
- 救命講習は心肺蘇生やAEDの使い方などを学ぶ講座です。この講習を受けることで、緊急時に適切な対応ができるようになります。
- AEDとは、自動体外式除細動器のことで、心停止になった人の心臓を再び動かすための機器です。素早く使用することで、命を救う可能性が高まります。
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