大津市で記憶に残る園児事故から6年

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今年も大津市では、2019年に起きた痛ましい事故を忘れずに思い出す日がやってきました

この事故では、散歩中の保育園児たちに車が突っ込み、2人の園児が命を落とし、他の14人(保育士や園児を含む)が重軽傷を負いました

事故から6年が経ち、現場となった交差点には手向けられた花束やお菓子が置かれ、市民の皆さんが静かに手を合わせる姿がありました

事故の現場、大津市大萱6丁目で手を合わせていた75歳の男性は、当時事故の様子を目撃していました

「ドーンという音がして、フェンスが曲がるほどのインパクトだった」と彼は振り返ります

そして、「小さな過ちが大きな事故を引き起こす

私たち大人は、小さな命を守るために気を付けなければならない」と話しました

私たちもその言葉を心に留めておきたいものです

この日、滋賀県警大津署の警察官たちが見守り活動を行い、通学路を通るドライバーに安全運転を呼びかけました

私たちも地域でしっかりと連携し、子どもたちを守る意識を持っていかなければなりません

また、事故が起こった保育園「レイモンド淡海保育園」を運営している社会福祉法人「檸檬会」も、ホームページ上に声明を発表しました

「子どもたちの大切な命を守るため、この日を絶対に忘れず、安全の向上に努めてまいります」とのことです

毎年この日が来るたびに、私たちも事故の記憶を風化させず、しっかりと未来に向けて運転に気を配る必要があります

この事故は2019年5月8日午前10時15分に発生しました

直進していた車が右折してきた車と衝突し、その弾みで信号待ちをしていた園児たちに突っ込んでしまったのです

2歳の園児2人が亡くなるという、私たちにとっても非常に悲しい結果を招いてしまいました

それに関わった右折車の運転手は、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)として禁錮4年6ヶ月の実刑判決が下され、直進車の運転手は不起訴処分となりました

ピックアップ解説

「自動車運転処罰法違反」とは、交通事故などの原因となる運転行為、特に他人に危害を及ぼした場合に適用される法律です。この法律により、運転者は事故の結果に応じて厳しい罰則を受けることがあります。例えば、過失致死傷とは、注意不足などで他人を死なせたり怪我をさせたりした場合の罪のこと。そのため、交通事故を防ぐためには、運転者の一瞬の油断が非常に危険であることを理解することが重要です。この法律は私たちの生活に直結しており、交通の安全を守るための大切なルールになっています。

キーワード解説

  • 自動車運転処罰法とは、運転中の過失や違反によって他人に危害を及ぼした場合に適用される法律で、非常に重要です。
  • 死亡事故とは、交通事故が原因で人が命を落とすことを指し、社会的にも大きな関心を集める事例です。
  • 見守り活動とは、地域で子どもたちが安全に過ごせるように大人が気を配る取り組みで、事故を未然に防ぐことを目的としています。

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