滋賀県高島市では、来月の5月にアユの友釣りが解禁されるのを前に、期待の稚魚が放流されました
友釣りとは、釣りの手法の一つで、稚魚をおとりにして大きなアユを釣る技術です
地元の漁業協同組合が、毎年行っているこの作業は、地域の漁業を活性化するための大切な取り組みです
今年は、22日に漁協の職員がびわ湖でとれた約12センチのアユの稚魚を4トン、トラックで運び安曇川の上流に放流しました
放流されたアユは、夏には大きく育ち、約25センチになるそうです
このプロジェクトは、数年前からの猛暑の影響で減少しているアユの数を回復させるのが目的です
安曇川上流では、釣り客を迎えるために来月31日までに、さらに30トンのアユを放流する予定です
地元の川村長太郎組合長は、「この地域の放流量は県内でも多く、友釣り解禁の時期も早いので、訪れる人々には満足してもらえると思います」と自信に満ちた様子を見せています
滋賀県の自然の恵みを活用したこの取り組みは、釣り好きにはたまらない話題です
ぜひ、地元のアユを楽しんで、滋賀の自然を体験してみてはいかがでしょうか
ピックアップ解説
友釣りとは、釣りに使う目的で小さな魚を生きた状態で使う方法です。この技術は、釣りの魅力をさらに高めるために使われます。アユの友釣りでは、稚魚をおとりにして、より大きなアユを狙うやり方が一般的です。この伝統的な技術は、多くの釣り愛好者にとって、滋賀の自然を楽しむ大切な手法となっています。
キーワード解説
- 友釣りとは、釣りに使う目的で小さな魚を生きた状態で使う方法のことです。この技術は、特にアユ釣りで人気があります。
- 放流とは、養殖や繁殖のために魚を特定の場所に放つことを指します。滋賀県では、数多くの漁業協同組合がこの活動を行っています。
- 漁業協同組合とは、漁業者が集まって作った組織で、漁業の振興や地域の漁業支援を目的として活動しています。
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