最近、大津市で信じられないような詐欺事件が発生しました
ある80歳の女性が、郵便局員を名乗る男の電話から始まった巧妙な手口に引っかかり、なんと1億円以上をだまし取られてしまったのです
この詐欺の手口を詳しく見てみましょう
ことし(令和7年)3月、大津市の自宅にかかってきた電話では、まず「あなたが発送したレターパックに現金が入っていた」と告げられました
普通の人だと「そんなことないはず」と思うかもしれませんが、続いて「警視庁の警察官」を名乗る男が登場し、「レターパックの送り先の人物を逮捕しています
あなたを容疑者として調べる必要がある」という衝撃的な発言が飛び出しました
この手口に不安を感じた女性は、次に「検察官」と名乗る男から「あなたの口座を凍結します
新たな口座を開設して、現金を移動させ、指定する口座に振り込んでください」と指示されます
このように、巧妙に警察や検察を名乗ることで、信じ込ませることができたのです
信じてしまった女性は、ネットバンキングで約1か月半の間に1億円余りを振り込んでしまいました
その後、銀行から不審な振り込みについて連絡があり、初めて被害に気づいた女性
警察はこの事件を特殊詐欺として捜査を進めています
このような詐欺事件は、多くの人に影響を及ぼす可能性があるため、十分に注意が必要です
「警察官を名乗る人が現金の送金を指示するのは詐欺だ」ということを誰もが知っておくべきです
ネットバンキングについて知っていますか?これは、インターネットを通じて銀行のサービスを利用する方法です。いろいろな取引ができて便利ですが、セキュリティには注意が必要です。特に、知らない人からの電話でお金を送金するように指示されることがあるため、注意が必要です。安全に使うためには、自分の情報を守り、怪しいものには決して応じないことが大切です。
- 警察官とは、法律を守り、犯罪を防ぐために働く職業の人です。日常的に、街や学校で安心して暮らせるように活動しています。
- 特殊詐欺とは、特定の方法でだまし取る詐欺のことです。電話やインターネットを利用することが多く、高齢者が狙われやすいです。
- ネットバンキングとは、オンラインで銀行の口座を管理し、振込や残高照会などを行うサービスです。便利ですが、セキュリティ対策が必要です。
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