滋賀県の自然環境を守るための重要な情報があります
それは、特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」が今月、初めて滋賀県内で確認されたということです
このカミキリムシは、サクラやモモ、ウメなどの木を食べて枯らしてしまう恐れがあるため、私たちが注意しなければならない生物です
このクビアカツヤカミキリは、体長が約2センチから4センチほどで、元々は中国に生息していた虫です
しかし、最近では関西地方でも広がりを見せ、2015年ごろから目撃されています
滋賀では、7月14日に長浜市のウメ園で、巡回中の職員がこの虫を発見しました
発見された後は、更に周辺の木を調査し、複数の成虫や幼虫のフンと思われる「フラス」も確認されています
県では、クビアカツヤカミキリを見かけた場合、最寄りの自治体に連絡して、速やかに駆除をお願いするよう呼びかけています
生きたまま運ぶことや飼育が禁じられている特定外来生物ですので、くれぐれも注意が必要です
滋賀の美しい自然を守るために、皆さんの協力が大切です
ピックアップ解説
クビアカツヤカミキリは、中国が原産のカミキリムシの仲間で、体の色が黒と赤の斑点模様を持っています。この虫はサクラやモモ、ウメなどに卵を産み、幼虫が木の内部を食べてしまいます。特に、滋賀のように果樹が多い地域では、その被害が深刻になりやすいです。そのため、特定外来生物として指定され、運搬や飼育が禁止されています。私たちの大切な滋賀の自然環境を守るために、注意を怠らないことが大切です。
キーワード解説
- クビアカツヤカミキリとは、サクラやモモ、ウメの木を食べて枯らす原因となる特定外来生物です。
- 特定外来生物とは、元々その地域にいなかった生物で、特に生態系に害を及ぼす可能性があるものを指します。
- 防除対策とは、害虫や病害を防ぐために取られる行動や方法のことを言います。
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