びわ湖の沖島で、親子が参加する楽しいツアーが開かれました
このツアーは、沖島の生活に触れてもらい、移住者や「関係人口」を増やすことが目的です
沖島は、日本で唯一の人が住む湖の中の離島で、現在は約200人が暮らしています
しかし、人口減少や高齢化が深刻な問題でもあります
参加者たちはまず、島の資料館を訪れ、そこでびわ湖固有のニゴロブナやビワマスなど、さまざまな魚が獲れることや、伝統的な漁法についての説明を受けました
この экскурсия(エクスカーション)は、沖島の文化や特性を知る素晴らしい機会となりました
続いて、全校児童17人の小規模な沖島小学校を見学し、校長先生から、4年生までは2つの学年が一緒に授業を受けていることや、釣りを通した学びの重要性についてお話を伺いました
草津市から参加した30代の母親は、4歳の娘と共にこの体験を楽しみ、「沖島でしかできない体験がたくさんあり、ここで育てることで心が豊かな子供になれるのではないか」と感想を述べていました
沖島の魅力を感じたことで、ぜひまた訪れたいという方も多いことでしょう
滋賀県市町振興課の三木大輔主査も、「沖島の魅力を知ってもらうことで、多くの人が島に関わり、住民の生活をサポートしていければ」と期待を寄せています
沖島は滋賀県にある日本唯一の人が住む湖の中の島です。沖島は古くから漁業が盛んで、固有種のニゴロブナやビワマスが水揚げされています。特にニゴロブナは、滋賀の湖でしか見られない珍しい魚で、釣り愛好者にも人気があります。この島での生活は、自然と共生する独自のスタイルが根付いており、訪れる人々にとって特別な体験を提供しています。
- 固有種とは、特定の地域にのみ生息する生き物のことです。沖島のニゴロブナなどは、滋賀の環境に適応して進化した種です。
- 関係人口とは、特定の地域に一定期間訪れる人々を指します。観光や体験を通じて地域と繋がり、コミュニティを活性化させることが期待されています。
- 観光資源とは、地域を訪れる観光客が楽しむことができる自然や文化の要素です。滋賀には琵琶湖や歴史的な名所があり、多くの観光客を惹きつけています。
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