滋賀県彦根市の近江高校では、野球部の多賀章仁監督が退任することが発表されました
多賀監督は、春夏合わせて23回も甲子園に出場し、滋賀県勢としては最高の準優勝を果たした名監督です
多賀監督は彦根市出身の65歳で、龍谷大学を卒業後、近江高校で教諭として働くようになりました
1989年から野球部の監督を務め、情熱的な指導で多くの選手を育ててきました
甲子園では春と夏にそれぞれ1回ずつ準優勝を達成し、多くの選手がプロ野球界へ旅立つことになりました
退任会見は10日に近江高校で行われ、報道陣も多く集まりました
会見で多賀監督は「去年の夏の大会が終わった後、学校から『後進に道を』と言われました」と退任の経緯を説明しました
春夏合わせて51試合を戦い、チームは28勝を記録しました
多賀監督は甲子園大会を「なんとしても帰ってきたいという思いにさせてくれる、宝物のような存在でした」と感慨深く語りました
試合後には校歌を歌うことができた経験に「ここであの世にいっても悔いがない」とユーモアを交えて振り返りました
今回の退任のあと、多賀監督は今後、チームの総監督として高校野球に恩返しをしたいと話しています
また、会見の最後には野球部のOBである元オリックス・ブルーウェーブの島脇信也さん、元日本ハムファイターズの村西辰彦さんが花束を贈り、感謝の意を表しました
そして後任にはコーチを務めていた小森博之氏が就任する予定です
多賀監督が退任した近江高校は、滋賀県内で有名な高校野球チームです。しかも、甲子園での成功は多くの滋賀県民にとって誇りです。近江高校のチームは、他の学校と比べても強いチームをつくるために努力を重ねています。そのため、過去の甲子園出場の経験や、培った技術は選手たちの成長に欠かせません。これからも滋賀県が誇る高校野球の名門として活躍し続けることを期待したいです。
- 監督とは、スポーツにおいてチームを指導する役割を持つ人のことです。
- 滋賀県とは、日本の近畿地方に位置する県で、自然や文化が豊かです。
- 高校野球とは、高校生が参加する野球の大会で、多くの人々に親しまれています。
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