滋賀県では強い寒気が流れ込み、一時的に雪が降るという、ちょっと珍しい現象が起こりました
特に視界が悪くなりやすい冬の季節には、雪は少し厄介だと思う方も多いでしょうが、雪を見ると心が和む瞬間もありますよね
19日の午前中には、大津市でも雪が舞う時間がありました
気象台によると、近畿地方の上空には、通常よりも寒いマイナス33度以下の寒気が流れ込んだ影響とのことです
この時期にこの強さの寒気が来るのはかなり珍しいことです
例えば、長浜市余呉では、朝の7時の段階で3センチの積雪を観測し、冬の滋賀を実感させました
さらに、風も強くなり、南小松地域では最大瞬間風速が19.4メートル、彦根市でも15.3メートルを記録しました
これは、時折訪れる強風の影響で、雪が舞いやすくなったのかもしれません
この影響により、JR湖西線では運転見合わせも発生しましたが、安全第一ですから、運転が再開されることが待たれます
天気はこの後徐々に回復する見込みで、20日には多くの場所で晴れた日差しを期待できるそうです
これで滋賀の美しい景色も戻ってくるでしょう!
ピックアップ解説
強い寒気とは?これは、通常の気温よりもかなり低い温度を持つ空気の塊が移動してくることで、天候に影響を与える現象です。冬の寒い時期にこのような寒気が流れ込むと、特に高い山や地形の影響を受けやすい地域では雪が降りやすくなります。滋賀県でもこの冬に冬らしい風景を楽しむことができたり、降雪の影響で交通手段が変わることがあります。適切な対策をとるのも重要ですね。
キーワード解説
- 強風とは、瞬間的に強い風が吹くことを指し、特に風速が13メートル以上の場合に該当します。これにより、木が揺れたり、地面に落ち葉が舞い上がることが多くなります。
- 降雪とは、空気中の水分が冷えて氷の粒になり、地面に降り積もる現象のことです。これにより、冬ならではの美しい風景が広がります。
- 観測とは、気象や自然現象についてデータを集める活動のことを言います。気象台などで行われ、これにより天気予報が成り立っています。
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