湖南市に公立夜間中学が開設されました!

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このたび、滋賀県湖南市に新たな教育の場として県内初の公立夜間中学が開設されました

これは、学びたい気持ちを持ちながらもさまざまな理由で十分に教育を受けられなかった人たちにとって、非常に重要なステップです



開設式は、甲西中学校に併設された場所で行われ、16歳から68歳までの新入生21人が参加しました

この中には外国籍の生徒も含まれており、例えば中国やパキスタンから来た10人の学生が含まれています



湖南市の松浦加代子市長は、「この学校は学びたい理由が多様であり、学びたい人々の思いを尊重する場所です」と話しました

これは、滋賀がどんな人でも学びの機会を持てる街であることを示しています



また、新入生の代表として出席した68歳の米森恵津子さんは、「夜間中学での3年間が私の成長の糧となるよう頑張ります」と力強く宣言しました



この夜間中学では、平日の午後5時30分から8時45分まで授業が行われます

新入生は1年生が14人、2年生が4人、3年生が3人という構成で、今月16日から授業が開始される予定です



ある16歳の男子生徒は、「夜間中学には体育の授業があるので楽しみです!高校受験を目指して頑張ります」との意気込みを見せています

夜間中学は、未来の可能性を広げるための大切な一歩です

私たちも彼らを応援していきましょう

ピックアップ解説

「夜間中学」とは、主に昼間働いている人や事情があって昼間通学できない人のための学校です。日本では未成年者が夜間に学ぶことが一般的ではなく、そのため特別な予算やカリキュラムが用意されています。外国籍の生徒も受け入れているため、多文化共生の場にもなっています。滋賀県では、こうした夜間中学が開設されることで、より多くの人々が教育を受けられる機会が広がります。

キーワード解説

  • 不登校とは、学校に行きたくても行けない状態のことで、様々な理由があります。友達とのトラブルや家庭の事情などが影響します。
  • 義務教育とは、法律により全ての子どもが受けることが義務付けられた教育のことを指します。日本では、小学校6年、中学校3年の9年間です。
  • 多文化共生とは、異なる文化を持つ人々が共に暮らし、互いの文化を尊重しながら生活することを指します。滋賀県でも多様性を受け入れる姿勢が求められています。

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