滋賀県は私たちの故郷
ここで育った私にとって、この土地の未来がどうなるのか、とても気になるところです
最近、滋賀県の出生数が大きなニュースとなりました
令和6年に滋賀県内で生まれた子どもの数は9240人で、統計が始まった明治32年以来、最も少ない数字となりました
これは実に14年連続の減少で、特に心配です
また、全国的には、出生数は約72万9988人で、前年比で見ると約5%もの減少を記録しています
滋賀県も例外ではなく、9240人という数は前年度よりも458人減少し、割合にして4.7%の減少を示しています
昔、昭和23年には滋賀での出生数がなんと2万7332人と多く、現在の数と比べると実に約6割減という状況になっています
これはなんとか解決しないといけませんね
一方、明るいニュースもありました
それは婚姻件数が前年よりも86件増加し、総数5257件にまで達したことです
結婚し、家庭を持つことは子どもを持つきっかけともなりますから、こうした傾向は大変嬉しいと思います
滋賀県の企画調整課では、コロナ禍で減少した婚姻件数が増えたことを明るい傾向と捉えていますが、個人の選択が最も重要であるとの見解を示しています
「結婚するかしないか、子どもを持つか持たないかは、それぞれのライフプランに関わるもので、県としては支援を続けていきたい」とのことです
これからも、滋賀県が子どもたちの未来を大切にしていくことを願っています
滋賀県の出生数が減少している一因はライフスタイルの変化かもしれません。特に結婚年齢の上昇や、経済的な問題が影響していると考えられます。また、多くの若者がまず自分のキャリアを考えるため、結婚や出産を後回しにする傾向があります。このようなトレンドは滋賀に限った話ではなく、全国的な現象です。多くの県がこの課題に苦しむ中、滋賀でもお互いを支え合う地域のつながりが必要です。地域の活性化には、みんなが安心して子どもを持てる環境作りが重要でしょう。
- 出生数とは、ある特定の期間中に生まれた人の数を指します。一般的に年ごとの出生数が統計として記録され、出生率とともに、地域の人口の動向を示す重要な指標となります。
- 婚姻件数とは、ある期間中に新たに結婚が成立した件数を指します。婚姻件数の変動は、社会の状況や価値観の変化によって影響を受けることが多いです。
- ライフプランとは、自分の人生において大切なことや目標を考え、それに基づいて人生を設計することを指します。結婚や子どもの有無、仕事、教育などが含まれます。
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