甲賀市の信楽高原鉄道で巨大タヌキが近江商人の衣装に変身

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滋賀県甲賀市信楽町の信楽高原鉄道(SKR)信楽駅前には、いつもタヌキの巨像が立っていますが、最近、ちょっと面白い変化がありました

このタヌキ像が、なんと近江商人の姿に変装したのです!近江商人は滋賀を代表する商人たちで、昔は全国をまわって商売をしていました

その影響で、多くの人が滋賀の文化や特産物を知ることができています

今回の変装は、地元の織物業者が作った特別な衣装によります

この衣装には、滋賀の麻織物「近江の麻」と呼ばれる、軽やかで涼しげな生地が使われています

「近江ちぢみ」という、しわのある生地は、すごく肌触りが良くて、特に夏にぴったりです

このタヌキ像は、高さ5.3メートル、胴回りが6.6メートルもあり、迫力満点です

このプロジェクトは、信楽町観光協会の協力で実現しました

観光客や駅を利用する人たちは、このタヌキ像を見て、滋賀の伝統的な織物に触れることができます

また、湖東繊維工業協同組合と県麻織物工業協同組合が、タヌキ像に着せる衣装を3ヶ月かけて準備しました

変装が行われた先月24日には、湖東繊維工業協同組合理事の大橋富美夫さんが、タヌキ像と一緒に登場しました

「湖東産の麻織物に触れて、手触りや風合いを楽しんでもらえたらいいな」と、彼は笑顔で話していました

この近江商人の衣装は、6月1日まで見ることができますので、皆さんもぜひ訪れてみてください

ピックアップ解説

最近、滋賀の麻織物が注目されています。この織物は、歴史的に近江商人が関わったことで、伝統的な技術が受け継がれてきました。特に「近江ちぢみ」は、肌触りが良く、涼しさが特徴です。実は滋賀は麻の産地として有名で、衣服以外にも様々な製品が作られています。この麻織物の魅力をさらに知ってもらうために、ぜひ信楽の巨大タヌキ像を訪れて、実際に触れてみてください!

キーワード解説

  • 近江ちぢみとは、滋賀県で作られる独特なしわのある麻織物で、さらっとした肌触りが特徴です。主に夏用の衣服に使われ、通気性が良いため、暑い季節でも涼しく感じることができます。
  • 信楽焼とは、滋賀県信楽町で作られる陶器の一種です。素朴で温かみのあるデザインが特徴で、特にタヌキの置物が有名です。日本の伝統工芸としても高く評価されています。
  • 近江商人とは、滋賀県に起源を持つ商人たちのことです。彼らは昔、全国をすみずみまでめぐりながら品物を販売し、滋賀の特産品を広めました。

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