最近、滋賀県のコメの安定供給や価格の安定化に向けて注目されているのが、備蓄米の「随意契約」です
この契約のもと、今週は大手や中小の小売業者に向けた購入申請が行われました
滋賀に拠点を置く「平和堂」は、滋賀県内での販売準備を着々と進めていますが、中小のスーパーの中には購入を見合わせるところもあります
彦根市を中心に展開している「平和堂」は、令和4年産の米を1000トン確保し、販売の準備を進めています
「私たちは多様な顧客のニーズに応えるため、随意契約に参加しました
販売時期については、ホームページでお知らせしますので、ぜひご確認ください」と、秘書広報課の池田智子課長は語ります
一方で、中小スーパーの「パリヤ」はこの契約の条件に合わず、購入を断念しました
大塚恵昭社長は、「条件に該当しなかったため、共同購入を考えましたが進展せず、残念ながら断念しました
もっと小規模な店舗も参加できるように、条件を緩和してほしい」と話しています
その他、流通大手の「イオン」やディスカウントストアの「ドン・キホーテ」なども、滋賀県内での備蓄米販売を計画中です
こうした動きが、滋賀の米業界全体を活性化させることが期待されています
「備蓄米」とは、自然災害や食糧不足によって、米の供給が途絶えるのを防ぐために保存しておく米のことです。特に、日本では国民に安定的な食料を供給するために重要な役割を果たしています。滋賀県も米の生産が盛んな地域であり、備蓄米の制度は特に意味を持っています。この取り組みにより、私たち住民がしっかりと米を手に入れられるという安心感が広がります。
- コメとは、私たちが日常的に食べる主食の一つで、米のことを指します。日本では、古くから主な食糧として重視されてきました。
- 農林水産省とは、日本の農業や漁業、林業を管理している政府の一部門で、食糧の安定供給を目指しています。
- 小売業者とは、製品を直接消費者に販売する商業のことを指し、スーパーやコンビニなどが該当します。
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