滋賀県甲賀市で特産の「水口(みなくち)かんぴょう」が多くの人に知られるきっかけとなる体験会が開催されました
参加者は昔ながらのかんぴょう作りを学び、約100人が集まりました
この体験会は、地域の観光ボランティア団体が主催しており、参加者は江戸時代から続く水口かんぴょうの歴史に触れる機会を得ました
かんぴょうの原料はユウガオという植物の実です
まずは、高速で回転する機械で帯状に削る様子を見学しました
次に、参加者たちは「手カンナ」という道具を使い、実際に手作業でむく体験をしました
この時、精一杯手を動かし、むき終わったかんぴょうは竹ざおにかけて、夏の日差しの中で天日干しにされました
体験を終えた後には、参加者にかんぴょうの天ぷらなどが振る舞われ、おいしくいただきました!
参加者の60代女性は「手むきで長くむけた時は達成感があってすごく楽しかったです」と笑顔で語りました
水口かんぴょうの魅力を広めようと活動する団体の谷口治郎さんは「参加してくださった皆さんがたいへん感動されたようで、私も嬉しいです
これからもたくさんの人に水口かんぴょうを食べてほしい」と熱心に話していました
「水口かんぴょう」は滋賀県甲賀市の特産物です。これは、ユウガオという植物の実を使って作られ、地元で長い歴史を持っています。江戸時代から受け継がれており、滋賀を代表する食材となっています。特に、手作りのかんぴょうは風味が豊かで多くの料理に使われ、地元のみならず全国にファンも多いのです。また、天ぷらや煮物など、さまざまな料理にアレンジできます。水口かんぴょうは、滋賀をさらに盛り上げる重要な食文化とも言えるでしょう。
- 水口かんぴょうは、滋賀県甲賀市特産の干したかんぴょうです。ユウガオの実を使い、江戸時代から続く伝統的な製法で作られています。
- ユウガオとは、瓜科の植物で、食用として実を育てられます。水口かんぴょうの材料でもあり、夏に収穫されることが多いです。
- 天日干しとは、太陽の光で食品を干して乾燥させる方法です。この方法により、食材の風味が増し、長持ちする効果があります。
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