滋賀県は自然が美しい地域で、たくさんの人々が登山を楽しんでいます
しかし、最近の調査によると、滋賀県内では多くの山岳遭難が発生していることが分かりました
特に、ことしの1月から5月末までの間に発生した遭難は33件に上り、そのうちのわずか15%の人しか登山届を提出していなかったことが判明しました
滋賀県警察本部によると、昨年の同じ時期と比べて3件増えており、2人の方が命を落とし、24人が怪我をされています
このような出来事は私たちにとって他人事ではなく、安全な登山のためには、しっかりした準備が欠かせません
遭難の原因は、滑落が最も多く10件、次いで転倒が8件、体調不良によるものが5件と報告されています
これを見ると、日頃から自身の体調を整えて安全に登山を楽しむことが大切だと感じます
特に、登山をする際には、必ず登山届を出すことが求められます
登山届は、登山コースや行動計画を詳しく記入し、万が一に備えた重要な手続きです
ところが、実際には33件の遭難中、登山届が提出されていたのはわずか5件、ほんの15%でした
これが多くの遭難者を生む原因になっています
警察は登山口に設置された「登山箱」や県警のホームページ、さらに登山者向けのアプリを通じて、登山届の提出を強く呼びかけています
ここでのポイントは、装備を万全にし、昼過ぎには下山できるよう計画を立てることです
また、もし途中で道に迷った場合は、無理に下山しようとせず、持参した地図やコンパスを見ながら、道を戻ることが推奨されています
私たち滋賀の自然を大切にし、安全に楽しむためにも、登山の際は正しい手続きを忘れずに行いましょう!
滋賀の「登山届」とは、登山をする際にあらかじめ自分の行動計画を記入した用紙のことです。これを提出することで、登山中に何かあった時には、捜索の手がかりになります。しかし、滋賀では多くの登山者がこの手続きを行っていないため、必要性が高まっています。登山届を出すことで、自分の安全だけでなく、身を案じる家族や友人にも安心を提供できます。登山の楽しさをしっかり体験するために、登山届は欠かせないものです。
- 登山とは、高い山を登ることを指します。自然の中での活動は気持ちがよく、体を動かす良い運動にもなりますが、危険も伴います。
- 遭難とは、登山やハイキング中に道に迷ったり、怪我をしたりして、助けが必要な状態のことを指します。早めの対応が重要です。
- 滑落とは、山道などで足を滑らせて転倒することです。特に急な坂では非常に危険で、安全な装備と注意が必要です。
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