大津市で鯖街道を生かした新たな缶詰商品が誕生

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滋賀県大津市で、新しい地域の魅力を発信するため、さばの缶詰が開発されることになりました

この取り組みは「鯖街道」と呼ばれる歴史的な道に由来しています

この道は、昔、若狭湾で獲れた海産物を京都まで運ぶ大切な役割を果たしていました

今回、このプロジェクトに取り組むのは大津市のNPO法人「葛川共創ネットワーク」です

3月25日、NPOのスタッフ10人が福井県小浜市にある缶詰工場を視察しました

ここでは、新しいお土産としてのさば缶の製造を依頼しています

工場の責任者からは、缶詰に使うさばの鮮度を保つために半解凍の状態で使用することや、血合い部分を取り除くことで食べやすくする工夫について説明を受けました

これらは、皆さんが美味しく食べられるための大切なポイントです

このさば缶は、日本海で捕れた新鮮なさばを使ってみそ味に仕上げる予定です

販売開始は今年の夏頃を予定しており、数量は1800個限定

主に滋賀県内で販売される予定です

「鯖街道」に因んで、地域の名物として盛り上げていきたいとのことです

このプロジェクトに関わる森洋理事長は、「鯖街道の起点となる小浜で作ることで、地域の活性化を図りたい」と意気込みを語っていました

また、視察を調整した嶋田幸起さんは、「日本遺産プレミアムの認定を契機に、さらに広域連携を進めていきたいと思っています」と話し、鯖街道が持つ歴史的価値を大切にしながら取り組んでいく姿勢を見せました

ピックアップ解説

「鯖街道」は、古くから京都まで海の幸を運んでいた重要な道です。日本海から大津、京都へとつながるこの道では、特にさばが名物でした。滋賀県では、鯖を使った料理が多く、特に人気があるのが「さば寿司」です。新たに開発されるさば缶も、この地域の食文化を広める一助となるでしょう。私たちも、地元の魅力を再発見し、楽しんでいきたいですね。

キーワード解説

  • 鯖街道とは、滋賀県大津市から福井県小浜市を結ぶ道で、昔は若狭湾の海産物を京都へ運ぶ重要な役目を果たしていました。地域の歴史が色濃く残る道です。
  • 缶詰とは、食品を容器に詰めて密閉し、加熱処理した食品のことを指します。保存が効きやすく、手軽に食べることができるため大変人気です。
  • みそ味とは、主に大豆を原料とした発酵食品であるみそを使った味付けのことです。日本の伝統的な味として多くの料理に使われています。

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