大津市では、夏の暑さから市民を守るため、新たに30の薬局が「クーリングシェルター」として利用できるようになりました
この情報は、4月7日に大津市と大津市薬剤師会の間で協定が結ばれることで具体化しました
「クーリングシェルター」とは、夏場の暑い日に逃げ込むことができる涼しい場所のことです
大津市は、これまでにも、市内の支所など合計58の施設をクーリングシェルターとして指定してきました
新たに指定された30の薬局も、薬剤師が常駐しており、冷房の効いた快適な空間を提供しています
この薬局には、入り口にポスターが貼られて、誰でも利用できることがわかるようになります
実際に、昨年は大津市内で熱中症で救急搬送されたケースが162件もあったため、今回の取り組みはとても重要です
また、クーリングシェルターとして指定された公共施設では、災害時に備蓄している飲み物が配られることもあります
大津市の佐藤市長は、「健康を与えてくれるプロフェッショナルである薬剤師の協力を得られてとても感謝しています」と述べました
そして、大津市薬剤師会の大西延明会長も、「気軽に立ち寄って休憩して欲しい
普段は処方箋がなければ行きにくいと感じるかもしれないが、健康に関する相談も気軽にできる場としてほしい」と話しています
クーリングシェルターとは、暑い環境から避難できる涼しい場所のことです。熱中症対策として、全国各地で導入されています。これにより、特に高齢者や子どもが安心して休憩できるポイントが増えます。大津市でも、薬局がこれに加わることで、身近で簡単に利用できる場所が増えるのです。
- クーリングシェルターとは、暑い日や災害時に避難できる涼しい場所のことです。現在、多くの地域でこの取り組みが進められています。
- 薬剤師とは、薬に関する専門知識を持つ職業です。医師が処方した薬の管理や、患者に対するアドバイスを行います。
- 熱中症とは、暑さにより体温が異常に上昇し、体がうまく機能しなくなる状態です。特に夏場は注意が必要です。
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