滋賀県甲賀市で、子どもたちが大切に育てた「朝宮茶」を摘むイベントがありました
これは、朝宮小学校にある約500平方メートルの茶園で行われ、児童たちだけでなく、近くの小学校の子どもや地域のお年寄りも参加しました
みんなで地元の伝統的な歌「朝宮茶摘み唄」を歌って、心をひとつにして茶の葉を摘み取りました
朝宮茶は、渋みと甘みのバランスが絶妙な人気のお茶です
子どもたちは「一芯二葉」という特別な方法で、ていねいに茶の葉を摘み取ります
この方法では、茶葉の先端の芯と2枚の葉だけを摘むのが特徴で、品質の高い茶葉を手に入れるためにはとても大切な技術です
3年生の児童は「たくさん摘めてうれしい!」と笑顔で話し、6年生の庄田好花さんは「最後の茶摘みなので少しさみしいですが、素敵な体験でした
茶摘み唄はずっと歌い継がれてほしい」と感想を述べていました
摘み取ったお茶は、その後製茶作業を経て、今月中旬に行われる収穫祭で楽しむ予定です
地域の若い世代が伝統を受け継ぐ姿は、滋賀県の未来を明るくしていますね!
「一芯二葉」は、茶摘みの際に重要な技法です。これは、茶の葉の先端の芯と2枚の葉を摘むことで、より良い品質のお茶を得るために行います。茶葉を丁寧に摘むことで、渋みと甘みのバランスが取れた最高の茶を収穫できるのです。この伝統は、滋賀の茶農家によって長年受け継がれており、子どもたちもこの技法を学びながら地域の文化を体験しています。これにより、滋賀のお茶の魅力が次の世代へと伝わっていくのです。
- 「一芯二葉」は、茶摘みで使われる特別な技術で、茶の葉の先端の芯と2枚の葉だけを摘むことを指します。この方法により、茶葉の質が高まり、美味しいお茶が作られます。
- 朝宮茶とは、滋賀県甲賀市特産の日本茶で、渋みと甘みのバランスが良いのが特徴です。地元の茶農家が大切に育てており、多くの人に愛されています。
- 茶摘み唄とは、茶摘みをする際に歌われる伝統的な歌です。地域の人々の結束を強め、作業を楽しくする役割があります。滋賀の文化の一部として大切にされています。
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