最近、全国的にコメの価格が高騰しています
滋賀県内のスーパーでも、5キロで4000円を超える価格でコメが販売されることが多くなり、私たちの食卓にも影響が出ています
このような状況の中、大津市内の米穀店では一般の消費者からの問い合わせが急増しています
農林水産省によると、4月27日までの1週間で、全国のスーパーにおけるコメの平均価格は5キロあたり4233円で、これはなんと17週連続で値上がりしているのです
この影響で、滋賀県内のいくつかのスーパーでは、5キロあたり4000円を超える値段のコメが見受けられ、中には品切れになっている商品もあるようです
大津市の米穀店は主に飲食店やホテルにコメを販売してきましたが、最近では特にスーパーでの品切れが多いため、少しだけ小売りを始めています
店の方は、近江米を中心に仕入れており、消費者からの人気が高まっています
しかし、仕入れ値が昨年の秋の2倍以上になっているため、今後も価格の上昇が続くと、コメを敬遠する「コメ離れ」が起きるのではないかと心配しています
店を経営する男性は「早く価格が落ち着いてほしい
今の価格は高すぎると思います
値段が高いと、商売をしている側としても罪悪感があります」と不安の声を寄せています
私たちも、この状況を注視しておく必要がありますね
コメの価格が高騰していますが、この背景にはいくつかの要因があります。一つは、天候の影響です。悪天候が続くと、稲がうまく育たず、収穫量が減少します。また、コロナ禍や物流の問題も影響しています。供給が不足すると、当然、価格は上がります。今後、私たちの食生活にどのように影響するのか、しっかり見ていく必要があります。
- コメとは、イネという植物の種子を指します。日本の主食として、多くの人に食べられています。
- 近江米とは、滋賀県で生産される日本の米の一種で、特に品質が高いと評判です。地域の気候や土地に合った美味しさがあります。
- 農林水産省とは、日本政府の省庁の一つで、農業や林業、水産業に関する政策を担当しています。
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