大津市の小学生が楽しむ測量体験学習

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滋賀の大津市では、子どもたちが地図と測量の楽しさを学ぶ特別な体験が行われました

6月3日は『測量の日』として定められ、測量法が制定された日を記念しています

この日をきっかけに、大津市の小野小学校で行われた体験学習は、小学生を対象にしたもので、多くの子どもたちが参加しました

体験学習には、6年生の子どもたち14人が参加し、まず国土地理院の職員から地図作りや地図記号についての説明を受けました

わかりやすく、地図の重要性や使い方について学ぶことができました

そして、体育館に移動して測量の体験が始まりました

最初に学んだのは「歩測(ほそく)」という方法です

これは、自分の足の歩幅を使って距離を測る技術です

子どもたちは、まず20メートルの距離を歩き、歩数から自分の1歩の長さを算出しました

その後、実際にボールを投げた距離を「歩測」で測定し、測量機器がなくても距離を測ることができることを理解しました

この体験を通じて、普段の生活でも役立つ技術を学ぶことができたのです

さらに、「レベル」と呼ばれる測量機器を使って高低差を測ることにも挑戦しました

このような実際の測量を体験することで、子どもたちは測量の技術や意義を実感し、興味を持つきっかけとなりました

参加したある男子児童は「実際に歩数で距離を測ってみて楽しかった

これから地図を見るときに測量のことを思い出したい」と嬉しそうに話していました

また、女子児童の一人は「測量の機械を使って妹の身長を測ってみたい」と興味を持っていて、未来の測量士が育つ瞬間を感じさせる一幕となりました

ピックアップ解説

「歩測」とは、自分の歩幅を使って距離を測る方法です。普段何気なく歩いている私たちですが、実は科学的に距離を知ることができます。小中学校でも使われるこの技術は、地図を読む際にも役立ちます。例えば、友達との距離を測るときや、スポーツでの距離感をつかむためにも応用ができるかもしれません。歩測は、身近にある技術の一つと言えるでしょう。滋賀から新たな測量のスキルを学ぶ子どもたちが育っていく姿は非常に楽しみです。

キーワード解説

  • 測量とは、土地や地形の形状を正確に計測する技術です。
  • 地図記号とは、地図上で特定の情報を示すためのシンボルです。
  • レベルとは、地面の高低差を測定するために使われる測量機器です。

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