滋賀県草津市で活動する中島祥子さんは、「Daisy flowers(デイジーフラワーズ)」という結婚相談所を運営して5年目を迎えました
中島さんは滋賀の製造業が日本一の割合である一方、そこで働く男性中心の環境が交際の機会を減らしていると語ります
実際、業種特有の交代勤務や忙しい生活が影響し、出会いの場が少ないため悩む人が多いのです
そのため、中島さんは婚活支援を使命と感じているそうです
中島さんは富山県出身で、大学を卒業後は出版社で人事や採用に関わっていました
専業主婦を経て、在宅ワークセミナーを受けたことがきっかけで、東京の結婚相談所で3年間秘書として働きました
「オンラインで信頼関係を築けたことが今の仕事の原点」と振り返る中島さん
2021年3月には、ついに自分の結婚相談所を開業
婚活に「PDCA」という製造現場で使われる手法を応用し、お見合いを計画、実行、振り返り、改善と進めます
「普段の仕事と同じだから納得しやすい」と話します
自分らしさを大事にする婚活
中島さんは、客とのやり取りで特に気を使うのが「自分らしさを引き出すこと」
外見よりも「心のありよう」が大事だとし、本来の自分を理解することで、安定した結婚生活が送れると信じています
これまでに数十組のカップルを誕生させ、多くの相談所がプロポーズのみを成功とする中、「成婚主義」として、両家の親への挨拶まで終わってから退会するスタイルをとっています
多様な結婚観を支えるサービス
滋賀県内の相談所では初めてLGBTQ(性的少数者)向けのサービスも提供中です
「尊重」という言葉を大切にしながら、多様な結婚観を認め合う社会を目指して活動しています
中島さんは「結婚するかどうか迷っている人や、結婚後の相談にも応じたい」と語り、婚活支援を通じて湖国、滋賀に貢献する思いが日々強まっています
草津市を中心に、婚活が身近なものになるよう願っているのです
滋賀県の結婚事情についてお話しします。滋賀は製造業が盛んで、多くの男性が働いていますが、交替勤務の影響で恋愛や婚活の機会が少ないのが現実です。そんな中、草津市の中島さんは忙しい人々のために婚活支援を行い、気軽に利用できる場所を提供しています。滋賀は自然も豊かで、週末のデートスポットもたくさんあります。恋愛や婚活を楽しむためにはまず、身近な場所で新しい出会いを見つけることが大切です。
- 製造業とは、モノを作る産業のことです。工場などで製品を生産する仕事を行っており、滋賀県では自動車や電子機器を製造する企業が多いです。
- 婚活とは、結婚するための活動のことです。お見合いや合コン、婚活イベントなどを通じて、理想のパートナーを探すための人々の努力を指します。
- LGBTQとは、性的少数者のことです。Lはレズビアン、Gはゲイ、Bはバイセクシュアル、Tはトランスジェンダー、Qはクエスチョニングを指します。多様な性のあり方を尊重し、理解することが大切です。
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